さてさて、各メディアで今回のF1開催における段取りの悪さが取り立たされておりますが、
やはり、私個人的にも「仕切り悪いなあ~」と感じずにはいられませんでした。
クルマ(バス)が渋滞してしまうのは、百歩譲って仕方がないこととは思いますが、
何たって「人」まで渋滞(並ばなければ歩くことすらできない)してしまうのですから…。
結局、私はバス駐車場から自分の観戦席に着くまで、歩いて1時間弱も掛かってしまい、
「ドライバーズパレード」は見れず仕舞いとなってしまいました…(悔)
今回は、一般車両を排除しツアーバス&シャトルバスしか入れさせないということから、
サーキット関係者には「人」より「クルマ(バス)」を優先し過ぎていた感がありますね!
要は、クルマと人を無理繰り「並列」に進ませようとし過ぎていたのではないでしょうか?
クルマと人の流れの導線を完璧につくらないと、明らかにこの問題は解決しないでしょうね!
それには、陸橋の設置などある程度の投資も必要なのではないかと感じました。
そこいら中で『もう鈴鹿でやった方がいいよ!』と吐き捨てながら歩く人が多かったですし、
鈴鹿へ行ったことのある職場の同僚連中も『鈴鹿の方がいい!』と断言してましたねえ~。
あいにくの空模様で気分的にも落ちているところに、あの段取りの悪さと来ましたから、
高いお金を払っている人達は、かなりのストレスに見舞われていたものと思います。
身銭を切っていない私でさえ、ちょっとイラっとする場面がありましたからねえ~(苦笑)
ちなみに、私の乗ったツアーバスは池袋を7:20に出発しました。
首都高・東名道の渋滞は皆無で、御殿場I.C.を降りてからも暫く順調に進みますが、
さすがにサーキット近くになるとバス渋滞が酷くなり、結局現地ツアーバス駐車場に
到着したのは10:25でした(池袋から所要約3時間でしたね)。
復路は、現地を16:55に出発いたしました。
17:00集合だったのですが、乗客のみなさんの意識が高く5分前に全員集合!
往路の感じで行くと、サーキット敷地から出るのにそれなりの時間が掛かりそう…。
というのも、ツアーバス駐車場から出る道は一本、また敷地外に出るゲートもひとつ…。
そんなことを考えているうちに、私は睡魔に襲われ眠りについてしまいます。
そして、ふと目を覚ますと時計の針は18:30過ぎ。
辺りは既に真っ暗になっていて「ココはどこだろう?」と思って窓の外を凝視すると、
な・なんと、まだサーキット敷地内(ゲート前)に居りました…(激萎)
これはヤバイ…。22:00に池袋着は可能なのだろうか?と思いましたが、
サーキットゲートを出てからの下道はスイスイで、御殿場I.C.でも全く渋滞なし!
その後の東名道も順調で、池袋到着は21:00前でした。
用賀を過ぎた辺りでは「20:30に到着可能かも?」と思ったのですが、
もうすぐ東池袋ってところで事故渋滞に巻き込まれてしまったのです…(残念)
しかし、復路は17:00発のツアーバスが多かった中、私の乗ったバスは5分前に
出発できたことが非常に大きかったのだと、その後の情報で知り得ました。
ちなみに、17:20に出発したツアーバスは、サーキット敷地を出るのに3時間以上、
そこからの渋滞はなかったようですが、横浜駅到着は22:30とのことでしたので…。
出発25分差で、その後に2時間程の差が出てしまうとは実に恐ろしや…。
やはり、サーッキット敷地内の駐車場・道路のつくりに問題ありなのは明白ですね。
すんなり走れば10分も掛からないところが、3時間だったりするわけですから…。
でも、私が乗ったような「ツアーバス」は、まだまだマシだったようです。
シャトルバスの混雑状況はホント酷かったようで、雨の中何時間も並んでやっと乗れるも
「バスは進まず…」って感じで、車内に罵声は飛び交っていたようですから…。
今回、実際観戦した人々の中では『もう富士開催はやめろ!』という抗議運動が
起こっているようですねえ…。この先どうなっていくのやら…。