落語に「壷算」という噺があるのですが、これは正に「数字のレトリック」を使ったもので、
私のような「算数ダメダメ君」の頭の中は、ホントこんがらがってしまいます…(照)
算数に自信のあるお方はDLしてお聴きになってみてはいかがでしょうか?
ぽっどきゃすてぃんぐ落語「壷算」古今亭菊可
(「二荷入りの壺」を買うにあたり、壺屋のおやじを騙そうとする噺!)
そういえば中学校の時、数学の先生が「数字のレトリック」を使った話をしてくれました。
うろ覚えで、しかも拙い文で恐縮なのですが、大体 ↓ こんな内容の話だったと思います。
ある日、旅館に3人の客が泊まることになりました。
部屋代は15,000円ということで、その3人は各自「5,000円通し」としました。
女中が計15,000円を受け取り、女将のもとへ持っていくと、
『あそこのお部屋は10,000円ですよ!5,000円返してらっしゃい!』と…。
女中は5,000円を返しに客の部屋へと再度向かいますが、
「5,000円を返したところで3人で割るのは面倒だろう」と勝手な解釈をし、
なんと2,000円を自分の懐へと入れてしまったのです。
そして、割りやすいであろう3,000円を客に返したという訳です。
客としては、それぞれ1,000円ずつ返ってきたということで、
結果的に「4,000円通し」をしたことになります。
4,000円×3人ですから、12,000円払ったということですね。
そして、女中さんが懐に入れたのは2,000円です…。
あれ~?12,000円+2,000円=14,000円…。
はて…?1,000円はどこに消え去ってしまったのでしょう…?
いかがでしょうか?
既に25年程前に聞いたものなので、もしや既出な話かもしれませんね?
まあ初めてお聞きになった方は、頭の体操でもしてみてください!(笑)