符牒

新プレ情報がプッツリと途絶えてしまい、
書くネタがない状態なんですよねえ~(困)
ということで、車とは全く関係ないことを
またひとつ書かせていただきたく存じます(笑)

みなさん「符牒」ってご存知ですか?
「隠語」といった方がわかりやすいかもしれませんね!
バブル当時、「業界用語」っていう括られ方で持て囃された
「逆さ言葉」がひとつの例えとなりますが、当時のそれは
「ワイハ」などといった、ただ単に逆さにしただけで、
本当の「符牒」とは程遠い類のものが多かったですね!

最近のネット上(特に某ちゃんねる)で語られる「隠語」
(「香具師」や「鯖」など)の方が、「符牒」と呼ぶには
まだ向いている方だとは思うのですが、
やはり「確信犯的な言葉遊び」といった感は否めない…。
文字をタイプするPCならではの言葉ってのも多いですしね。

『符牒は江戸時代の寿司屋等で実際使われていたもの!』
とは、古今亭志ん朝さんの「今戸の狐」枕でのお噺。
「寿司は時価!」というのは昔っからの慣わしのようで
やはり客を見て、金額を決めていくこともあったようです。
「あがりー」と客に言われたら、店の小僧が大将に向かって
「ここのお客さんにあがり一丁!」と言う。
すると大将が「○○○○○!(これ符牒だからわからない・笑)」
と小僧に言い返す。すると小僧は客に「幾ら幾らです!」と言う。
要は、大将の言うこの「○○○○○!」っていう言葉自体に
客に請求すべき金額が隠されているというわけです。
これが本当の「符牒」。
当人達以外には絶対知られてはならないことなのです!

私の職場では、今なぜか「符牒」が流行っております(笑)
「お先に失礼します的な言葉」=「のうみ」
「先に退社するけど酒の席で待っているよ的な言葉」=「ざくら」
「仕事に追われ帰りがいつになるか不明な時」=「鉄郎」
「タバコを吸いに喫煙ルームへ行く時」=「序二段」
あらら?これらは仕事上で非常に後ろ向きなことばかり…(笑)
そう!あまり人に知られたくない!これが「符牒」なのです。

本日は19:00から、そんなに大々的ではない送別会があります。
私は、おそらく仕事が終えることが出来ずに遅れることが確実なため、
符牒を知っている同僚に対しては、「鉄郎!」と言います。
そしてその同僚からは、「ざくら!」と返ってくることでしょう!(笑)

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