このお話しも前々から「書こう!書こう!」と思っていたことです。
カシュオ家行きつけの「家庭風イタ飯屋」が近所にあるということは
このblog上でも何度か申し上げていることですが、「家庭風」というだけに、
ホント家族だけで切り盛りしているお店なのですよ!
厨房内は見えないので定かではありませんが、おそらく旦那さまが
料理を作っていて、接客係は奥さまとお嬢さまがやってます。
美味くて尚且つ値段も安いので、かなりお気に入りのお店のひとつです。
しかし、ひとつだけ難点があるんです…(今となっては難点ではありませんが…笑)
接客係の奥さまがそりゃ~もう凄い人なんですよ!(驚愕)
あっ、この先この記事を書くにあたり、「接客係の奥さま」と呼び続けることには
無理がありますので、あえて「注文取りのおばちゃん」にしますね!(笑)
その注文取りのおばちゃんですが…、なんて申し上げたらいいんだろう…?
まあ端的に申し上げるとするならば、もの凄~く「ぶっきらぼうな人」なのです。
大袈裟ではなく、私の人生の中でここまでの人に遭遇したことはありません(爆)
念のため申し上げておきますが、このおばちゃんは外国人の方ではありませんので…。
私が初めてこの店に訪れた際に、その片鱗は少し見せていたのだと思いますが
こちらは「初めて」という気の張り具合から、あまり気になりませんでした。
というか、気付きませんでした…。
しかし、2回目の時にハッキリとした形(声?)でそれは現れたのです!
まだ次女が0歳の時に、私が次女を背中におぶり、家族4人で行った時のこと。
席に着くなり、そのおばちゃんから声を掛けられました。
『この人、男ですか?女ですか?』
えっ?この人って…、誰?
まさか次女のことを言ってるの…?
その通りでした!(爆)
0歳の赤ん坊を指差し「この人」と言っていたんです…。
おばちゃん的には、子供用スプーン・フォークの色(ブルー又はピンク)
を知りたかったのだとすぐに理解はできましたが、赤ん坊をつかまえて
この人って…、え~っ?、ふつう…(言葉にならず)って感じでした。
しかも、その時次女はまだ「ミルクオンリー」って感じでしたので、
子供用スプーン・フォークは長女用の一対だけで良かったのですけど…。
しかし、そのおばちゃんの言葉につられたしまったのか、
私も『女ですけど…』とついつい応えてしまいましたが…(照)
その時、私は「チキンソテーのディナーセット」を頼んだと記憶しておりますが、
全員分(私と妻と長女)の注文をひと通り取り終えると、自分のペース(結構早い)
で、しかも棒読みで注文確認をしていく見事なぶっきらぼう具合…(笑)
そして帰るのかと思いきや、その棒読み状態で以下の言葉が続きます。
『セットの飲み物は先にしますか?後にしますか?』
見事な事務的っぷりです…(笑)
「後で」とお願いしたのも束の間、次の言葉が発せられます。
『メニュー下げてもいいですかァ?』
もう慣れてきました!(爆)
私と妻は、目と目で何となく通じ合っております…。
通じ合っているとお互いわかっているだけに、この「おばちゃん」についての
感想などを一切(小声でも)することはなく世間話を交わしております。
そして数分後、まず私のディナーセットの「スープ」が運ばれてきました。
『ディナーセットの人、誰ですかァ?』
え~っ?そう来るぅ~?
「おばちゃん語」にやっと慣れたと思ったのに…(驚)
ふつう、「の方」とか「どなた」とか言うんじゃ…ない?
しかも、さっきオーダーしたばかりなんだから覚えててよ…。
そして、私が手を挙げると
『ディナーセットのスープです!』
お~、なんか「まとも」じゃん!(ちょっとつまらない・笑)
しかし、これはまだ序章に過ぎませんでした。
私がスープを飲み終えたのを確認したのか、
おばちゃんがこちらにやってきます(ドキドキ…笑)
『空いたお皿、いいですかァ?』
これ、一瞬まともに感じてしまうでしょうが、
実はおばちゃん、この言葉を私に「投げ掛けるのみ」なんです…。
自分から空いたお皿に手を伸ばす気配はありません!
あくまでも私がお皿を差し出すのを待っているのです…(爆)
私、これで悟りました…。
このおばちゃんの場合、「接客用語」に問題があるのではなく、
「接客そのもの」に問題があるのです…(爆)
この後も、もちろん「おばちゃん語炸裂!」状態が続きましたが、
あえて割愛させていただきます!(笑)
この一連の流れを、私の思い付く「接客用語」で表すのならば、
↓ こんな感じでしょうか…?
『こちらの赤ちゃんは男の子ですか?女の子ですか?』
『セットのお飲み物はいつお持ちいたしましょうか?』
『メニューをお下げしてもよろしいでしょうか?』
『ディナーセットの方はどちら様でしょうか?』
『ディナーセットのスープでございます!』
『空いたお皿をお下げしてもよろしいでしょうか?』
そして、ひと通り食い終わって家に戻る道中(300mくらいですが)、
妻と 『何なんだ?あの接客?』 と盛り上がったのは言うまでもありません…(笑)
その時、『ありえないよ!オレはバイトで接客経験あるから許せない!』 なんて
怒り心頭気味だった私ですが、食い物自体は「美味い・安い」と来ているので、
その後もついつい「おばちゃん接客」には目を瞑る感じで足を運んでました…(汗)
しかし、何回か通っているうちに、その「おばちゃん接客」が気にならなくなりました!
っていうか、逆に「面白い!」と思えるようになっていったのです…(これホント!)
最近は「美味い・安い」料理が目的というよりも、「おばちゃん接客」に期待を
寄せて訪れている自分がいますから…(笑)
とはいっても、このお店にはもう1年以上通い詰めているのですが、
おばちゃんがこんなんなので、イマイチ常連客に成りきれておりません…(笑)
どうやら、私達家族の顔は覚えてくれているようなのですが、
未だ「フレンドリー」に接してくれることはありません…(寂)
逆にこちらから『ど~も~』なんて言える空気も存在しません…(苦笑)
ランチもやっているので、今度ここで「でぶミ」してみますぅ~?(爆)
P.S.
本日はガーデンプレイスのある街で「接待呑み」があります。
接待呑みとはいっても、「される方」ではなく「する方」です…。
明日は職場の「お食事会」があります。
久々の「連チャン呑み」なので、今日は抑え気味でいかないと…。