3ヶ月ほど前から検討しておりました生命保険を
ついに乗り換えることを決断いたしました!!
実際乗り換えるとなると、二の足を踏むことが
多いのですが(実際今回も悩みまくり!)、
営業さんの「超バランス感覚」にやられましたぁ~(笑)
巧いんですよねえ~。
私がもし営業マンだったら、絶対こんな真似できないです。
例えるなら、映画「ショーシャンクの空に」みたいかな?(笑)
って「なんのこっちゃ??」ですよね?(笑)
「ショーシャンク…」って刑務所の話ですから、
まず「脱走」ってことをイメージしがちですよね?
私も観る前は、一応そんな身構えをしておりました。
しかし観だしてすぐに、脱走の映画なんて過去に散々
作られていたという経緯上、「そんな単純なわけないよな~?」
なんて思いはじめてくるのです。
で話しが進むにつれ、そう思っていたことなど見事に忘れる位、
ストーリーに引き込まれてしまうのです。
「わぁ~、これからどうなるっていくんだろう?」って!
そしたら「脱走」ですもの!(笑)
「え~っ?そう来るぅ~~?」って感じで、
当時、あのストーリーには見事にやられました…(笑)
しかし、観終わっても「なんだよ!結局脱走の話かよっ!」
などとは思わないんですよねえ~。
感傷に浸りながら、「へえ~~」と振り返る自分がいるだけです。
これって「超確信犯的な脚本」の勝利だと思いますねえ。
私なんか、思う壺の鑑賞者だったんでしょう!きっと…(笑)
初めて生保の営業さんに会う際、こちらも
「保険のセールスを迎え撃つ!」ってな感じ(笑)で、
「絶対向こうのペースになるもんかぁ~!」と身構えているんです。
一応、意地悪な質問も用意してみたりして…(笑)
で、目論見通り私のペースで話しが進んでいくわけなんです。
(今振り返ると、これも営業さんの思う壷なんだろうなあ…?・笑)
その後2・3回のお話を重ねても、まだ私のペースは乱れません!(笑)
意地悪な質問をブツけてみたり、生保業界に対して不明瞭だと感じる
ことを問いただしてみたり…。でも、営業さんは見事に回答していくのです。
ここら辺の頃は、まだ私も自分自身を見失っておりません(笑)
「この人バランス感覚あるなあ~、押しそうなとこで引くもの!」とか
「これくらいでないと今の生保セールスなんて勤まらないんだろう!」
なんて思っているわけです。
そんなバランス感覚の持ち主の方ですから、9月半ばに次女が産まれた
直後の3週間程は、電話がかかってくることはありませんでした。
そして、10月上旬に次の訪問のアポ取り電話がかかってきた訳ですが、
私は「まだまだ落ち着かないので11月になってからお願いします!」
と言って、その場は電話だけに留まりました。
正直申し上げますと、1ヶ月近く保険の話をしていなかったもので、
少々面倒になってきてしまったのです…(笑)
この空白期間中に、「郵便局が民営化したら生保やるわけだし、
そしたら保険業界も変革するのでは?」などと感じ始めてきて、
「何も今乗り換えることもないのかな?」と契約に対して
結構引き気味になっていったのです。
そして11/7に訪問を受けた際、「乗り換えは近い将来ということで、
今回は見送ることにしようかと思っているのです」と打ち明けてみました。
郵便局民営化のことや、長い目で見ると総支払額は安くなっているけど
月々の払い額は今までと大して変わらないことなど、
見送る理由は幾らでもあったので、それをブツけたのです。
すると営業さんは、
『お客様が納得していただけないのであれば、私もご契約はできません!』
な~んて言うわけなんですよ…(驚)
「え~っ?そう来るぅ~~?」状態ですよ!(笑)
生保のセールスというと、おばちゃんが様々なモノを手土産に、
挙句の果てに『ねっ?とりあえずココに判子押しちゃって!』なんて、
「何とか契約を!」っていう空気を見事に醸し出すじゃないですかぁ?
そんなことを身構えていた自分がホトホト情けなくなったのです…。
ほら…、ここからはもう営業さんの思う壺(笑)
絶妙なタイミングで『しかしですね…』と、私が先ほどブツけた事柄を
またモノの見事に答えていきます。そして納得してしまう私…(笑)
あたかも完璧なストーリー展開の脚本がそこにあったかのようですが、
決して「いいようにやられちゃったかな?」などとは思いません!
「ショーシャンク…」にしろ、この「生保の営業さん」にしろ、
簡単に申し上げると、「いい意味で私の期待を裏切った!」のですが、
反面、「決して無知ではない私の期待は裏切らなかった!」のです(笑)